☆NY通信 “Love-bombing”

NY通信、最新号が届きました!
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BEIGO Watch [241] Love-bombing 米語 Watch [241] : Love-bombing      各位、Happy Holidays!  昨夜は大雨に強風、夜中に目が覚めてしまいました。それでもアメリカの多くの州が大雪で、大変なことになっているのに比べたらラッキーです。日本でも、大雪で大渋滞、停電が起きているようで心配です。皆様、どうぞお気をつけて。  「米語Watch」をお送りします。今年も読んでいただいて嬉しく思います。

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Love-bombing 「愛の爆撃」  最近、米国の新聞などの記事でLove-bombingという言葉を目にします。「愛の爆撃」? これは、相手(通常は女性)をコントロールするために、 褒めそやし、超ぜいたくなプレゼントを贈ったり、とんでもなく高い食事をご馳走したりすることです。男女関係のカウンセラーによると、こんなLove-bomber男は人の心を支配することを楽しむ自己陶酔性のある人か、もしくは、何事にも自信がない自分を偉く見せようと見栄を張るタイプだとか。  男友達が注いでくれるこんな「愛」に舞い上がって有頂天になった女性が、マインド・コントロールされていたと気づく頃には、愛はどこへやら、はじめて自分の心や体がもてあそばれていたことが分かります。米社会にはLove-bombingの犠牲になり、場合によっては虐待を受け、金銭もむしりとられ、人生が危機的状況におちいる女性も多いと言われます。そうなる前に、良い友人や専門カウンセラーの助けを借りて、危険な関係を早く断ち切らねばなりません。  オンライン辞書 dictionary.com によると、Love-bombingという表現は、70年代に米国のUnification Church(統一教会)が、甘い言葉で人に近づき新会員を募ったテクニックを、仲間内でそう呼んだことが発祥だそうです。人はやさしくされたら、お返ししたいとつい思うのでしょう。どんな人間でも、新たな出会いで気持ちが高ぶり心に隙ができた時、冷静な判断ができなくなることはありえます。そんな時、Love-bombing かどうかの見極めが本当に肝心ですね。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)