今日のクローズアップ現代、とても興味深かったです。
小学校の英語教育における地域格差/大学受験/英会話に偏った指導の問題点など、とても勉強になりました。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4206/index.html
カテゴリー別アーカイブ: 英語教育について
☆基礎力は、日本人講師で! 運用力は、ネイティブ講師も交えたディスカッションで高めていきましょう!
最近、ネット上で、フィリピンの英語講師のプライベートレッスン(スカイプを利用)を受講する方が急増しているようです。私も専門学校などでフィリピン人の先生方何人かと交流する機会がありましたが、いつも、その明るい人柄、教養(国内や米国の大学などでしっかり勉強されている!)に魅せられていました。 発音を云々言われる方もおられますが、グロービッシュの観点から見ると、全く気になりません。JETSの生徒さんの中にも、インターネットのプライベートレッスンとJETSのラウンドテーブルでのディスカッション(ファシリテーターにネイティブ講師が入ります)をうまく組み合わせておられる方が何人かおられ、相乗効果があるのではないかと思っています。JETSとしては、今後も、楽しくdiscussionできる場をたくさん提供し、日本人のdebate/presentstion力を高める工夫をしていきたいと思います。そのために必要な英語の基礎力(文法・ボキャブラリー)のインプットは、今後も、”日本人の間違いやすいポイント”をおさえている日本人講師による気付きの多いレッスンを中心にしていきたいと考えています。
☆TOEFL
政府は、2015年の国家公務員総合職で、TOEFLの能力テストを採択する事を決定しました。背後には、楽天の三木谷氏の強い後押しがあったそうです。 米国留学を希望する生徒さん達にTOEFLを指導してきた(TOEFLを徹底的に研究してきた)英語学校としては, 複雑な心境です。 TOEFLは、米国大学への留学時に必要とされるテストなのですが、TOEFL(iBT)をそのまま、国家公務員試験に導入する事に疑問を感じます。国家公務員として、英語で日本事象なども説明できるような項目などがあってもいいのではないか(ある程度ローカライズする必要がるのではないか)と思います。また、TOEFLは、受験料が高く、教育格差が広がるのではないか、適切な指導者の教育はできているのか、という点も気になります。英語学校としては、TOEFLの導入を、新たなビジネスチャンスとして喜ぶべきなのかもしれませんが、慎重に進めてほしいと願います。