☆TOEFL

政府は、2015年の国家公務員総合職で、TOEFLの能力テストを採択する事を決定しました。背後には、楽天の三木谷氏の強い後押しがあったそうです。 米国留学を希望する生徒さん達にTOEFLを指導してきた(TOEFLを徹底的に研究してきた)英語学校としては, 複雑な心境です。 TOEFLは、米国大学への留学時に必要とされるテストなのですが、TOEFL(iBT)をそのまま、国家公務員試験に導入する事に疑問を感じます。国家公務員として、英語で日本事象なども説明できるような項目などがあってもいいのではないか(ある程度ローカライズする必要がるのではないか)と思います。また、TOEFLは、受験料が高く、教育格差が広がるのではないか、適切な指導者の教育はできているのか、という点も気になります。英語学校としては、TOEFLの導入を、新たなビジネスチャンスとして喜ぶべきなのかもしれませんが、慎重に進めてほしいと願います。