☆NY通信 “Junk Fees”

NY通信 最新号が届きました。

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BEIGO Watch [251] Junk Fee 米語 Watch [251] : Junk Fee      各位、  明日からMemorial Dayの3連休です。戦争で亡くなった人々を追悼し感謝をささげる、アメリカ国民にとって非常に大事な休日です。町のあちこちに、追悼の言葉が掲げられ、美しい花束が飾られています。  「米語Watch」をお送りします。読んでいただいて嬉しく思います。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。直接、ご返信ください。

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Junk Fee 不当な追加料金  最近泊まったホテル、一泊300ドルだと思っていたら、チェックアウト時になって、リゾート料金35ドルの追加請求。会計士に税務申告を助けてもらったら、料金700ドルの他に施設料として50ドルの上乗せ。野球の切符をオンラインで買ったら、代金70ドルに加えて最後に各種手数料が24ドル。    通信業者との長期契約を早期解約しようしたら、請求される高額罰金・・・このような予期しない追加料金をJunk Feeと言います。Junkとは値打ちがないものという意味で、隠れてヒタヒタと請求されるのでDrip Pricingとも言われます。  3月に、民主党はJunk Fee Pevention Act(Junk Fee 阻止法案)を議会に提出しました。法案の目的は、法外で、隠れた、そして不必要な(excessive, hidden and unnecessary) 料金を制限・禁止することです。  バイデン大統領は、前回の議会施政演説で、Junk Feeというのは富裕層には大した問題ではないかもしれないが、 庶民にとっては大変大きな負担だと両党に訴え、対処を促しました。実際、消費者は毎年数億ドルのJunk Feeを払わされると言います。ホテル代、航空運賃、あらゆるサービスの代金が高騰する今、この法案が成立すると、アメリカ市民にとっては喜ぶべきニュースになるでしょう。期待が高まっています。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)