カテゴリー別アーカイブ: 英語で一日一言

☆NY通信 ”Ultra-MAGA Republican”

NY通信 最新号が届きました!
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各位、
エリザベス女王の死去から、米国のメディアは女王の人生、業績、国民感情そして国葬に関する報道で持ちきりです。英国そしてその王室が世界にもつ影響力を改めて実感しました。 
「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。
 
-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)
Ultra-MAGA Republican(超MAGA共和党員)

11月の中間選挙が近づく中、バイデン大統領が共和党のトランプ支持層をUltra-MAGA Republican(超MAGA共和党員)と呼んだことが波紋を広げています。MAGAとはトランプ氏の標語Make America Great Againの略です。

 大統領選挙結果を受け入れず、連邦議会を襲ったトランプ氏支援者を、バイデン氏は民主主義を否定するものと断罪します。 加えて、政策面でも合理的な銃規制にも人工中絶にも反対する彼らの主張は、アメリカの大多数の意見ではないと強く非難しています。バイデン氏はトランプ支持層につき、Semi-fascism(準ファシズム)という言葉さえ使い、メディアを驚かせました。

 バイデン氏はこれまで国の統合という観点から、トランプ支持者に対しても慎重な言葉遣いで対応していただけに、Ultra-MAGA Republicanという言葉を使った攻撃は、選挙戦略の計算された転換だと思われます。

 これらのバイデン氏の発言に対して、トランプ氏は「彼こそ国家の敵だ」と逆襲し、共和党議員たちも、対話を拒否して国の分断を図るものとして、反発しています。中間選挙に向かって、両党の間でこれから繰り広げられる応酬を考えると、アメリカ分断の暗部を見る思いがします。
(旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信 “Quiet Quitting”

NY通信、最新号が届きました。

BEIGO Watch [234] Quiet Quitting 米語 Watch [234] : Quiet Quitting      各位、  早くも9月です。ニューヨークには爽やかな涼風が戻ってきました。  「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。、(日本在住の皆さまへのお知らせ)  日本時間9月5日(月)、NHKの朝のラジオ・ニュース番組 「マイあさ!」 のワールドアイのコーナー で、ニューヨークから米語Watchをベースとするお話をします。ご興味があればお聞きください。田中孝宜 キャスターとの対談で、午前8時6分ごろからです。  
米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Quiet Quitting 頑張らない働き方  今アメリカの若者の間で急激にバズっている言葉がQuiet Quitting。文字通り「静かに(仕事を)辞める」ことかと思うと、さにあらず、仕事はそこそこにして給料分以上は頑張らないという意味です。残業はお断り、仕事中に時間ができたらスマホを楽しくチェックし、週末の私的な時間に仕事のメールを見るなど考えられない・・・などなど。  コロナ禍のリモート勤務など、仕事とプライベートとの関係が見直され、 多くの若者が仕事を頑張りすぎることに疑問を感じているようです。その為、TikTok などのソーシャル・メディアでは、Quiet Quittingをめぐる話題が若者の心を掴んでいるのです。  もちろんアメリカでも、伝統的な価値観を有する年上の人々や会社の上司からは、Quiet Quittingなどとんでもないという批判がなされています。当然のように、彼らの口からは、仕事にはベストを尽くせ、そうして信頼を勝ち得なさい、それが充実した人生を送ることにつながるという激励と叱咤の声が、聞こえてきます。でも、若者たちの反応は冷ややかだとか・・・  このコラムで以前取り上げたGreat Resignationは、コロナ禍で新しい機会を求めて職を去る若者の「大辞職」現象でした。アメリカの雇用主は、それに加えてQuiet Quittingにも対応しなくてはなりません・・・日本ではどうでしょうか? (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信 “Red Flag Law”

最新号が届きました!
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BEIGO Watch [231] Red Flag Law 米語 Watch [231] : Red Flag Law  
各位、  安倍元首相の銃撃事件は衝撃的でした。アメリカ人の友人達も一様に、日本でこのようなことが起きるとはと、ショックを隠せません。理由はどうであれ、暴力に訴えることは、許されるはずはありません。   「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。直接、ご返信ください。

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Red Flag Law 銃器没収法  先日テキサス州ユバルディで19人の子供が学校で射殺された事件を受けて、超党派の妥協のもと銃規制に関する連邦法が成立しました。その中で、21歳未満の銃購入希望者に対する身元確認調査の強化に加え、Red Flag Lawを各州で施行することを推奨し、必要な予算を連邦から拠出することが決まりました。   Red Flag(赤旗)とは危険信号という意味です。例えば、肌が黄色くなるのは肝臓病を疑わせるRed Flagだと言われます。銃規制のRed Flag Lawは、銃を一時的に没収することを認める法律です。行動や精神的状況から、特定の銃所有者が第三者または本人(自身)に危害を及ぼす可能性があると家族や医師、警察当局などが判断した場合、彼らの申し立てに基づき、裁判所が命令を下します。  銃規制を推進する民主党は、Red Flag Lawに加えて、攻撃用武器(Assault Weapon) の禁止または年齢制限などを強く求めましたが、NRA(全米ライフル協会)の支援を受ける野党共和党議員の反対を押し返すことはできませんでした。  Red Flag Lawを広める立法は、買主の身元調査の強化と共に、不十分ながらも前進です。これをステップとして本当に有効な銃器規制につながることを期待しています。 (追記)7月4日の米国独立記念日に イリノイ州ハイランド・パークで発生した銃撃事件で7人が死亡し数十人が負傷しました。捕まった21歳の男の過去の異常な言動に警察は気づいていたにも拘わらず、同州のRed Flag Lawが働かなかったことに、この法律を改良・強化する必要性が議論されています。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆I must have done…

Sound of Music の”Something Good”という歌が大好きです。 “辛い過去もたくさんあったけど、今、こうしてあなたに出逢えたのは、おそらく、どこかで、何か、いい事をしたからに違いない…”(I must have done something good)と、思えるのがいいな〜  いつも、辛い事ばかりで、過去にきっと何か悪いことをしたのかな〜(I must have done something bad)と、ひねくれてくれてしまいそうな時に、この歌を聴きたくなります。中学生のクラスで”I must have ..”を、教えながら、ふと、この歌を思い出しました。

Perhaps I had a wicked childhood
Perhaps I had a miserable youth
But somewhere in my wicked, miserable past
there must have been a moment of truth
For here you are, standing there, loving me
whether or not you should
So somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
Nothing comes from nothing
Nothing ever could
So somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
For here you are standing there, loving me
Whether or not you should
So somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
Nothing comes from nothing
Nothing ever could
So somewhere in my youth
Or childhood
I must have done something
Something good

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https://youtu.be/eITiP7tTDrs

☆NY通信 Great Replacement

NY 通信、最新号が届きました!

各位、  アメリカ人の友人とマンハッタンの「大戸屋」でランチをしました。昔、サラリーマン時代に大阪で食べたカツ丼と同じ味がして、とても嬉しく懐かしく思いました。アメリカで美味しい日本食が食べられるのはありがたいことです。   「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。

Great Replacement Theory 大「置き換え」論  ニューヨーク州の北部バファロー市のスーパーマーケットで、若い白人による銃撃で黒人10人が死亡するというヘイト・クライム(Hate Crime)が発生しました。多くのメディアは、この事件の背景に、Great Replacement Theoryがあると報じ、この言葉が米社会の安定を揺るがす陰謀論として急浮上してきました。  Great Replacement Theoryとは、元々はヨーロッパで生まれた過激思想で、白人層がユダヤ系、イスラム教徒そして有色人種にReplace (置き換え)され、 伝統的なキリスト教的白人中心文化が危うくなるというものです。米国では2040年代半ばに、白人が少数派になると予測されており、それを憂える白人至上主義者(White Supremacist)の間で、この人種差別的な論調が拡散していると言われます。  ニューヨーク州のシューマー上院議員は、右派を代表するFox Newsに、番組でのGreat Replacement Theoryの喧伝が米国の暴力事件を煽っているとして、報道姿勢を改めるよう強く抗議しました。民主主義、人権そして多様性という価値観で世界をリードすべき米国が、差別的で危険なGreat Replacement Theoryを乗り越えられますように・・・心からそう祈ります。  (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆SUP(Stand Up Paddle)

リハビリを兼ねてSUPに挑戦しました。 先日、専門医から左手の麻痺(ギターやピアノなどできなくなりました。)は、完治しないとの説明を受け、落ち込んでいましたが、初めてのSUPに挑戦する(左手は添えるだけで右手でしっかり漕ぐ)ことができました。できることを増やしていこうと思います。 
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☆Business English Salon w/Ian Article(2022/06/25)

First Article
https://www.asahi.com/sp/ajw/articles/14515007

Second Topic (Discussion Suggestions)
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Extra reading material(contributed by Akira-san) Somerset Maugham

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生徒さんが、サマーセット•モームの短編ストーリーを紹介して下さいました。  心の中に爽やかな風が…. とても、感動しました。
Ian先生から、詳しいSummaryが届きました!

https://ohel-shem.com/portal6/upload/files/14365626112017.pdf

☆Alternative Energy

Alternative energy(代替エネルギー)
先日、フランス語のクラスで、代替エネルギーのトピックで盛り上がりました。高校生の英検クラスでよく取り扱っているトピックなので、どの言語でも同じような事をしているんだな〜と、ふと、思いました(^^) Facebook で数年前の(英検クラスプロモーションの)ビデオがアップされ…
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☆つぶやき

EV市場は、テスラが華麗なスタートを切りましたが、今後は、長年にわたり、自動車開発に命をかけてきた(長年の実績を有する)本流企業が巻き返すような気がします。 (CEOが、Twitterのお買い物などでお忙しいうちに..) と、Twitterでつぶやきました(^^)

I tweeted on Twitter “Although Tesla made a stunning debut in the EV market, I think, the future of the auto industry will eventually be led by major manufacturers with a long history of automobile production and development, not a company whose CEO has been busy buying Twitter.”(^^)