カテゴリー別アーカイブ: 英語で一日一言

☆The Legacy of Covid-19

先日、大学生のクラスで、コロナで失った貴重な機会について話し合いました。学校に行けなくなった事、クラブ活動ができなくなった事、語学留学出来なかった事… 辛い事ばかりだったが、普通の日々にすごく感謝できるようになったと、笑顔で話してくれました。で、先生は〜?、と、聞かれ… 記憶に残る悔しさ/悲しさは、ただ、ひとつ… 急に体調を崩した母を病院に連れていき、2度と会えないまま、2週間後に母が死んでしまった事…最期にもっと抱きしめておきたかった事かな… と、答えました。 母の最後の言葉は、”ありがとう! もう、遅くなったから、早くかえりなさい。”でした….
早く、普通の日々に戻りますように…

We have discussed the hardship we experienced and are still going through with the spread of Covid-19 in a setting designed for college students. During the lockdown period, students had to give up so many things they truly enjoyed, such as simply going to school, meeting friends, attending extracurricular activities (athletic/cultural events), and studying abroad. After lockdown, some smiling, many considered it a good experience, making them thankful for the return to normal life. I feel confident that this difficult experience made them stronger. When asked what the most difficult time was for me, I answered with tears in my eyes, “I miss just one thing….. the precious moment never spent with my ailing mother after she was hospitalized,” She died 10 days after I took her to hospital without knowing that it would be the last time I saw her smile….her last words were “Thank you, Yuri.. It’s, getting late….you must be tired… you should go home.” I should have hugged her more tightly before I left the hospital…. Regretting……. What was the hardest thing for you?

☆NY通信 ”Prisoner Swap”

NY 通信、最新号が届きました。

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各位、
アメリカではDry Januaryと称して1月にお酒を控える人がたくさんいます。確かに年末、年始に飲みすぎた体のためにはいいでしょうね。私も少し見習って、お酒を控えめにしようと思います。本当です。
「米語Watch」をお送りします。今年も読んでいただいて嬉しく思います。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)-
Prisoner Swap 囚人交換
Prisoner Swapという言葉が、昨年12月のニュース面を賑わせました。Prisonerは囚人、Swapは交換すること。ロシアへの空路入国時に少量の大麻を所有しているのが見つかり、9年の禁固刑を言い渡されたアメリカ女子バスケットボール・スター Griner選手が、二国間交渉の後、囚人交換という形で帰国しました。ロシアが求めた交換の相手は、殺人などの容疑で、米国の刑務所で25年の刑に服していた武器商人Bout氏でした。

今回のようなPrisoner Swapは、戦争捕虜(Prisoner of War略してPOW)の交換とは、性格が異なります。(ロシアとウクライナの間でもPOWの交換をしている。)戦争に関係のない民間人の囚人同士を交換するのは、超法規的な特別措置で、日本がこの種のPrisoner Swapをした事例は聞いたことがありません。

 囚人交換で自国民を取り戻すという手法については、アメリカでも議論があります。 懸念されるのは、罪のないアメリカ人が交渉材料(Bargaining Chip)として外国に拘束される可能性です。現実に非友好国が、40人以上の米国人をHostage-taking(人質として拘束)していると言われ、中国、ロシア、シリア、イラン、ベネズエラなどが名指しされています。

 バイデン政権は今回の囚人交換で、Grinerさんと共に、反スパイ法違反としてロシアに収監されている元海兵隊でビジネスマンのPaul Whelan氏の解放も強く求めました。しかし、ロシアはそれを認めず、アメリカ国民の怒り・失望が広がっています。Prisoner Swapは、2023年も米外交の大きな焦点の一つとなるでしょう。

(旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信 “Love-bombing”

NY通信、最新号が届きました!
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BEIGO Watch [241] Love-bombing 米語 Watch [241] : Love-bombing      各位、Happy Holidays!  昨夜は大雨に強風、夜中に目が覚めてしまいました。それでもアメリカの多くの州が大雪で、大変なことになっているのに比べたらラッキーです。日本でも、大雪で大渋滞、停電が起きているようで心配です。皆様、どうぞお気をつけて。  「米語Watch」をお送りします。今年も読んでいただいて嬉しく思います。

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Love-bombing 「愛の爆撃」  最近、米国の新聞などの記事でLove-bombingという言葉を目にします。「愛の爆撃」? これは、相手(通常は女性)をコントロールするために、 褒めそやし、超ぜいたくなプレゼントを贈ったり、とんでもなく高い食事をご馳走したりすることです。男女関係のカウンセラーによると、こんなLove-bomber男は人の心を支配することを楽しむ自己陶酔性のある人か、もしくは、何事にも自信がない自分を偉く見せようと見栄を張るタイプだとか。  男友達が注いでくれるこんな「愛」に舞い上がって有頂天になった女性が、マインド・コントロールされていたと気づく頃には、愛はどこへやら、はじめて自分の心や体がもてあそばれていたことが分かります。米社会にはLove-bombingの犠牲になり、場合によっては虐待を受け、金銭もむしりとられ、人生が危機的状況におちいる女性も多いと言われます。そうなる前に、良い友人や専門カウンセラーの助けを借りて、危険な関係を早く断ち切らねばなりません。  オンライン辞書 dictionary.com によると、Love-bombingという表現は、70年代に米国のUnification Church(統一教会)が、甘い言葉で人に近づき新会員を募ったテクニックを、仲間内でそう呼んだことが発祥だそうです。人はやさしくされたら、お返ししたいとつい思うのでしょう。どんな人間でも、新たな出会いで気持ちが高ぶり心に隙ができた時、冷静な判断ができなくなることはありえます。そんな時、Love-bombing かどうかの見極めが本当に肝心ですね。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信 “Content Moderation”

NY通信、最新号が届きました。
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BEIGO Watch [240] Content Moderation 米語 Watch [240] : Content Moderation      
各位、  今日のニューヨーク、風もなく透き通るような青空が広がっています。近くの海辺にジョギングに行きました。犬を連れて楽しそうに散歩している人がたくさんいました。クリスマスまでもう少しです。穏やかな日々が続くことを願います。   「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。

米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Content Moderation SNS上の投稿管理   
世界一の富豪でテスラCEOのマスク氏が440億ドルでツイッターを買収したあと、SNSにおけるContent Moderationに関する議論が急激に高まりました。ContentとはSNSに投稿される内容で、Moderationとはそれを管理すること。つまり、Content Moderationとは、差別、中傷、ヘイト(憎悪)、ポルノ、暴力扇動など不適切な投稿を、何らかの基準を用いて制限することです。広い意味では、SNSが特定のメンバーを排除することや、また復帰を認める判断もModerationと言えるでしょう。(注意:SNSという言葉は日本特有です。米国ではSocial Mediaと呼ばれます。)  通常Social Mediaは、投稿を見張りチェックする担当者(Moderators)を、大量に雇用し目を光らせています。しかし、マスク氏は制約がない活発な意見交換の場を提供するとして、Moderationに懐疑的な考えを示しています。実際、買収後Content Moderation体制が弱体化し、陰謀論やヘイトスピーチなど不適切な投稿がツイッター上で飛躍的に増大しているそうです。また、暴力を容認するような発信をしたために、ツイッターから締め出されていたトランプ元大統領の復帰をマスク氏が認めたことが、大きな論議になっています。 これらを受けて、社会的責任を重視する会社の多くが、ツイッターを利用した広報・宣伝を中止しました。  ニュースや意見、その他のあらゆる情報の広がりに占めるSocial Mediaの役割は今後ますます大きくなるでしょう。米国Social MediaにおけるContent Moderationは世界にも大きな影響を与えます。今後の展開に目が離せません。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信 “Red Ripple”

NY通信、最新号が届きました!
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BEIGO Watch [239] Red Ripple 米語 Watch [239] : Red Ripple      
各位、  今日は、良い天気に恵まれて、テレビで見た恒例のMacy’s Thanksgiving Paradeもとても華やかなものでした。我が家のThanksgivingの食事に何が出るのか、楽しみにしています。私は「飲み物係り」でビール、ワインとコーヒーだけが担当です。  「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。
米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Red Ripple  共和党、期待はずれ  米国の中間選挙の投票前は、Red Wave(赤い波)が来る、つまり赤で象徴される共和党の大勝が予想されていました。実際、Red Tsunamiが来襲かという報道さえありました。しかし蓋を開けてみると、全体としては民主党が大善戦、共和党は期待がはずれてRed Ripple(赤いさざなみ)に終わったと評論家の多くは総括します。  上院の議席の半数50を獲得した民主党は、ジョージア州での決選投票(Runoff)の結果を待たずとも、上院議長を兼任するハリス副大統領の1票を含めて、過半数を押さえたことを大勝利と捉えています。下院では、民主党は負けました。しかし、大勢が決まるのに1週間以上かかる大接戦となり、共和党が期待したRed Waveは来ず、Red Rippleに過ぎなかったと民主党サイドは主張するのです。民主党のペロシ氏はさらに、この結果はRippleどころかTiny Trickle、つまり小さなしずくだと述べ意地を示しましたが、下院議長職を失うことに変わりはありません。  この状況において、トランプ氏は次の大統領選への出馬を宣言しました。しかし、同氏が推した候補者の落選が相次ぐというRed Ripple 状況に、そのアピールが迫力を欠くことは否めず、共和党内部のトランプ離れが進むと予想されています。一方、民主党のバイデン大統領は、中間選挙を民主主義の勝利と褒め、自信を示しました。しかし上院を民主党、下院を共和党が取ったDivided Congress(ねじれ議会)を前に、政策実行は容易ではありません。中間選挙の後も、米国政治の混迷は続きそうです。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信 “Fentanyl Overdose”

NY通信、最新号が届きました。

BEIGO Watch [238] Fentanyl Overdose 米語 Watch [238] : Fentanyl Overdose      

各位、  中間選挙が終わったアメリカ。投票から丸3日が経ちましたが、まだ上下院コントロールの行方が判明しません。しかし、予期されたRed Wave(共和党の大躍進)が実現しなかったことに、進歩派の友人たちには安堵の表情が浮かんでいます。   「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください
-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Fentanyl Overdose フェンタニル過剰摂取  米国における麻薬問題は深刻で、とりわけFentanyl が注目されています。 これは、中国産の原料を用いメキシコで安価に合成されるオピオイド(阿片状物質)で、Opium(阿片)の50倍も強力と言われます。しかし使い方を誤ると微量でも死にいたる危険な物質で、米政府の発表によると、フェンタニルを中心とする薬物Overdose(過剰摂取)で亡くなった人は 昨年10万人を超えました。これは米国中で、交通事故や銃で亡くなる人よりもずっと多いのです。  フェンタニル には癌などによる体の痛みを軽減する効果があります。しかし、実際には、非合法な麻薬カルテルが正規の処方薬に似せてアメリカに持ち込んだり、白色のフェンタニルをコカインなどの麻酔薬に混入させたりし、それによる死亡が多発しています。悪質な製薬会社が医者と共謀して違法な処方箋を出させた事件も発覚し、会社の幹部や医者が逮捕されたこともあります。  また、陶酔状態を経験したい若者や子供をターゲットに、虹色に着色したRainbow Fentanylが出回り始め、麻薬取締局は警戒を強めています。フェンタニルの過剰摂取が大問題となっているロサンゼルス市などでは、対策として地元の学校にNaloxoneという解毒剤を常備し始めたと報道されています。米国における薬物の過剰摂取は、日本からは想像できない大きな社会問題です。  (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆Work-life balance

ベルリンのアジア美術館に所蔵されている”猿図”(作者: 沖冠岳 高祖父)の絵にある説明文… 解読出来なかったのですが、 おそらく、”おごらざる、つねのこころのまさるなり”と、判明。 “さる”をかけたのだと思われますとの事。(冠岳会) 英語での説明文では、”It is wise to find right balance” となっていました。 忙しい毎日が続いていますが、お猿さんの家族のように、ほっこり過ごす時間を大切にしようと思いました(^^)
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☆NY通信 “Preferred Gender Pronoun”

今、日本旅行中の旦氏からNY通信が届きました!

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各位、  3年ぶりの日本旅行中です。今回は、親戚の法事と仕事関係の打ち合わせで、ゆっくり友人たちと会えないのが残念です。   「米語Watch」をお送りします。読んでいただいてありがとうございます。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。直接、ご返信ください。

米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)
Preferred Gender Pronoun(PGP) 希望するジェンダー代名詞  先日ある福祉関係の会に参加しようとしたら、住所、連絡先などに加えて、「PGP は何ですか?」と聞かれました。意味が分からず戸惑っていると、Preferred Gender Pronoun、つまり、普通のhe/him/his で良いのか、それとも自分の性的指向に基づく別の代名詞を使ってもらいたいかという質問です、と説明してくれました。  若い友人たちによると、これは日常的になってきたそうです。銀行に勤める友人は、採用のインタビューでPGPを聞かれました。また現に自分の名刺やEメールにPGPと書き足し、 希望する代名詞を明記する人がたくさんいることがわかりました。実際、男性・女性を問わない代名詞(Gender Neutral Pronoun)としてのthey/them/theirを、単数として使う例をよく見ます。例えば”Tom should take better care of their cat.”(トムは自分の猫をもっと大事にすべきだ)  米国の若い世代のLGBT(性的少数者)へのアプローチは日本とは大きく異なります。政府もそれを尊重し、パスポートにおいても男女の区別をしたくない人はXの印を使えることになりました。ニューヨーク州の運転免許証でも、同様にXが認められます。アメリカ人との付き合いにおいて、LGBTとPGPへの理解は必須になりつつあると感じます。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆Twitter

Twitterで、”ひねこ”という名で、たま〜につぶやいています。 ひさ〜しぶりに、アカウントのチェックをしていたら、イーロンマスクから返信が入っていてビックリしました!Twitter以外の事で忙しくて気づきませんでした(^^)
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☆Japanese Imperial Succession Debate

“女性天皇を認めるべきか…”の議論は、どうなったんだろう。 英国は、女王が統治した時代(エリザベスI世、ビクトリア女王、エリザベスII世)に, いちだんと栄えたように思うのですが…
I wonder what happened to the “imperial succession debate” in Japan? Britain seems to have flourished under the reigns of queens.

https://en.wikipedia.org/wiki/Japanese_imperial_succession_debate.
https://en.wikipedia.org/wiki/Japanese_imperial_succession_debate
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